『カモミール』誕生物語(1)~心を込めた介護の第一歩~

☆今回は、石田社長に社長も含め3名で始めたカモミール開設当時の話を聞きました。



ゼロからのスタート、希望とともに
令和4年4月、私たちは訪問介護「カモミール」の扉を開きました。開設から2週間、ご利用者様は0人という厳しいスタートでした。そんな中、初めてケアマネージャーさんから電話をいただいた日のことは、今でも鮮明に覚えています。夕方、慌ただしく駐車場から車に戻り、必死にメモを取った時の緊張感が、まるで昨日のことのようです。翌日、どのように対応していくか、メンバー3人で手探りの状態で議論を重ねました。


誠心誠意、小さな一歩から
最初の2ヶ月間、ご利用者様はわずか3名でした。しかし、少ないご利用者様だからこそ、オープニングメンバー3人で心を込めてサービスを提供することができたと思います。そして、そこから確かな手応えを感じることができました。売上は3ヶ月連続で10万円台と厳しい状況が続き、預金残高は徐々に減っていきましたが、不思議と前向きな気持ちを失うことはありませんでした。


チーム力で乗り越えた開業期
開業期を支えてくれたのが、頼もしいオープニングメンバーの存在です。ハマさんにはパソコン作業や慣れない事務処理を大変助けてもらい、7月に私が新型コロナウイルスに感染した際には、恵莉さんが現場を走り回って献身的に対応してくれました。このように、素晴らしいチームメンバーに恵まれたからこそ、困難を乗り越えることができたのだと実感しています。(つづく)



☆介護事業のスタートアップが抱える困難と、それを乗り越えていくオープニングメンバーに勇気をもらいました。話のつづきを聞く予定ですのでお楽しみに。(スタッフ:たか)